「ROCK STEADY」全曲解説
1. 春うらら
今回のオケは全曲京都で録ったのですが、最後に作ったロックンロールナンバーです。豪ちゃんから京都っぽい歌詞をと言われて頑張りました。京都で楽しもうとしてるミュージシャンが慌ててる感じが出せたかな?
2. I Wanna Do It Again
歌詞に On the road とありますが、道でというわけではなく、ツアーに出るという意味で、それぞれ好きなことをもう一度やりたいなというミュージシャンあるあるのブギです。
3. 君のドクター
ルネッサンスは曲中でリズムを変えたりするのが好きなので、この曲もやりたい放題やってます。スキップするようなアップビートの曲になりました。歌詞は僕の大好きなムッシューを意識して書きました。
4. Samsara
この曲のメロディが出来たあたりで輪廻とか生まれ変わりとかを考え、息子や亡くなった父のことを思い出して、父への想いや生前の思い出を書くことにしましたが、なかなか簡単ではなかったです。礼さんに歌詞を少し手伝ってもらって、より深く大きな意味のある楽曲になり、エンディングも録り直して少しずつテンポを上げて盛り上がって終わるという自分にとって特別な曲になりました。(この曲だけゲストにギター西慎嗣、コーラス尾崎亜美が参加)
Samsaraとは→ジャイナ教における輪廻(サンスクリット語:
、サンサーラ)は、存在の様々な領域において誕生と死、転生を繰り返すことを指す。
5. Slow Down
僕たちはまずギターサウンドを構築してからドラムとベースを録音する方式なので、この曲のギターも二人で色々なパターンを弾いています。豪ちゃんは3拍子の曲を4拍子でドラムを叩いています。途中からビートが変わるのでびっくりしてね。
6. Rock Steady ~ パクチーSugar
今回のレコーディングのために何日も屋敷家に泊まらせてもらった時に一番初めに二人で書いた曲です。僕が6弦ベースを弾いたのを豪ちゃんが iPhone で録ってループした音源が基本になっています。歌詞は二人で適当にデモテープで歌ったのをそのまま使っています。
7. エクソダス
僕が子供の頃に、TVでバヤリースというジュースのCMでチンパンジーが西部劇の保安官の格好をして走り回っていたのが強烈な思い出として残っていて、猿の惑星とテルマ&ルイーズのイメージをチンパンジーに託してみました。レコーディングではリバーブユニットを10cmくらいの高さから落として効果音に使いました。
8. 虹の色
やはり屋敷家に泊まっている時のある晩、みんなが寝静まった夜中にこっそり小さな音でギターを弾いてデモテープを作った曲です。ジョージハリソンっぽい感じにしたくて、歌詞も幻想的な雰囲気にしました。ソロをスライドギターで弾こうと思って二人で何度もトライしたのですが全然弾けなくて、でも豪ちゃんが素晴らしいソロを弾いてくれました。
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